西欧で生まれ、ロシアを経て 日本で花開いた百年の歴史
―大人のバレエ鑑賞入門―
牧阿佐美バレエ団 Presents 大人のバレエ鑑賞入門②
■世界が注目するステージ その1世紀の時間
「舞踊評論家の蘆原英了がバレエ団の顧問を務め、その叔父で画家の藤田嗣治が舞台美術を担当しました」
公演は大成功となった。評判が評判を呼び、終戦直後の日本で一躍、バレエ熱が盛り上がり、その上演はバレエ界に新たな未来を開いた。
たとえば、エリアナの初期の弟子だった橘秋子が開いた橘バレヱ研究所を前身とし、1956年に誕生した牧阿佐美バレヱ団もそのひとつ。丁寧な指導によって踊り手たちを育てるという研究所譲りの伝統に合わせ、積極的にオリジナル作品を取り入れ、幅広いレパートリーの舞台づくりを追求する姿勢―それは、エリアナが百年前に日本に撒いた、バレエという希望の種子の開花だろう。
華やかで楽しいその舞台には、世界から熱い視線を寄せられる日本バレエの魅力のエッセンスが詰まっている。
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【牧阿佐美バレヱ団公演情報】
『ノートルダム・ド・パリ』
公演日時:2020年3月14日(土)/15日(日)
会場:文京シビックホール 大ホール
“ダンスの魔術師”の異名を持つ振付家ローラン・プティが生み出した20世紀最高のスペクタクル・バレエです。
●日時:2020年3月14日土15:00、3月15日日14:30
●会場:文京シビックホール 大ホール ●上演時間約2時間(休憩含む)
●チケット:S席1万1500円、A席8000円、B席5000円、S席ペア2万1500円、
A席ペア1万5000円、B席ペア9500円(ペア料金の対象は2階席のみ)
●問い合わせ:info@maki-ballet.jp